内容情報
民間人多数を乗せ、瀬戸内海で体験航海を行うあおぎりに、不時着機からの遭難信号が飛びこんできた。同時に急病人が発生。艦は幾つもの難題を抱えることに。社交的すぎる堀田司令。熱血過剰な晴山飛行長。悩める文学青年、坂上砲術士。個性豊かな上司と部下の力をひとつに合わせ、早乙女艦長は困難な状況を切り拓いてゆく。指揮官の決断。プロフェッショナルの凄み。手に汗握る海上サスペンス。
著者等紹介
時武里帆[トキタケリホ]
1971(昭和46)年、神奈川県生れ。’94(平成6)年、明治大学を卒業し、海上自衛隊幹部候補生学校に入校。任官後、女性自衛官として初めて遠洋練習航海に参加する。練習艦「みねぐも」に勤務後、退職。2014年、ゴールデン・エレファント賞大賞を受賞した『ウェーブ 小菅千春三尉の航海日誌』で、時武ぼたんとして、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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